占い師の補助業務(パート)

占い 四柱推命
占い 四柱推命

四柱推命という占いを学びつつ働かせてもらった

四柱推命という種類の占いをやっている先生のところで占いの補助を1年やりました。

この仕事に関しては、『応募して雇われた』だけではなく、そこに至るまでの道のりがありました。


補助業務をする4年前、私の友達に『当たると評判の占いに予約をしたが一人だと怖いからついてきてほしい』と頼まれたので、ついて行った事がきっかけでした。

当時、私は占いを全く信じておらず、幼馴染が占いを予約したという事にびっくりしたほどです。

行ってみると、そこの占いは料金が1時間3,000円ととても安く、何も売りつけてこなかったので安心しました。(巷では1時間1万~だそうです)

その先生が帰り際に、あなたの誕生日は?ときかれたので口頭で答えると、
『あなたは伊勢神宮が好きなんだね、占い教室こない?』と即答し、驚愕しました。

当時、私は離婚が成立したあとで、やっと生活が落ち着き、友達と伊勢神宮へお参りに行ったばかりだったのです。

もちろん伊勢神宮のお守りをバッグにつけていたなどではありません。

この先生とはこの時が初対面で、
伊勢神宮へ行ったことや気に入ったことなどがバレるはずもなく、

なんで誕生日を教えただけで、全国に約8万8,000社以上ある神社の中からピンポイントで『伊勢神宮』だとわかったのか?

とにかく疑問で、驚いてしまったのでした。

占いってこんなに詳細に好みがわかるものなのか・・・と興味がわき、当時は〇生堂に勤めていましたが、あいまを縫って占いを習いに行く事にしました。

四柱推命は、誕生した年、月、日、時間から、その人間の先天的な宿命がわかるという学問です。
習っても習っても、流派や考えがたくさんあるため修得しきれません。

ここで4年習ったところで、『補助の人が辞めるから、働いてみる?』と先生から声をかけてもらったのがきっかけです。〇生堂を辞めてしばらく経ったころです。

仕事概要

・朝の掃除(風水も鑑定に取り入れている所なのでキレイに)
・相談者の命式書き(1時間の鑑定中多くて6名分書く)
・相談者の駐車場所の案内(1日6件分外で誘導)
・予約の電話を受けて書き込み、住所を教える(鑑定に必要な出生時刻を調べてもらう旨伝える)
・鑑定後の命式表の複写を管理、PC打ち込み
・お祓いで使う水を神社から汲んでくる(霊能のある先生の為、お祓いや地鎮祭に行く)
《給料》時給¥800
《休日》土日祝(土日祝は他の人が事務にきてました)
《福利厚生》毎日昼食付、占いが習えて給料もでる
      昇給や賞与、社保などはありませんが、実践的占いの技術が身につきます

この仕事の良い点・悪い点

良い点
・四柱推命の勉強漬けの日々が送れる
・先生に何気なく聞いた事でも霊視などで精度の高い返答が毎日かえってくる
・本から学ぶだけでは学べない接客法や秘伝が見られる
・自分も占いが出来るようになる
・毎日心霊現象が見られる
・暦の事や、運について詳しくなる
・神棚の祭り方に詳しくなる
・会っただけでも、その人のメインの通変星がわかるようになる
・先生が優しかったので働きやすかった

悪い点
・この給料だけでは生きていけない

独自な才能を発揮して生きる人

猫の目
猫の目

ここで働いたことで、様々な体験が出来ました。
まず霊能力という、稀有な才能で人助けそしているひとが本当にいるという驚きです。
何故霊能力が本物だと思うか、それは、その人にしか知り得ない事を言い当てる事や、その人が初対面なのが私にもわかるからです。

死んだお父さんに聞きたいことがある、
事故で死んだ弟は無事に成仏したのか、
お母さんの遺言を確認したい、
など、
一般常識では知り得ないことを、先生は解決できるのです。四柱推命+霊能はすごいです。

こうして1年間週5日、1日5~6件のお客様(単純計算で1200件)のお悩みに沿うことをさせて頂いた結果、私は宿命や前世というのを信じるに値する、と明確に感じるようになりました。

私なりの四柱推命とは、生まれ持った使命を忘れた人がそれを思い出すためのツールだという事です。
(誕生日を暦上、良い日に変えられてる人は大変かとおもいますが)

前世の記憶を、覚えている人がまれにいますが、大抵のひとは忘れてしまいます。

人間は、今世で『○○な生き方をしよう』と決めて、お母さんやその周りの環境を選んで産まれてきます。にも関わらず、忘れてしまいます。(当然ですが・・・)

そして今世の今の環境から、新たに『○○したい』『何故私ばかりこんな目に遭うんだろう』『親は選べない』など思ってしまい、決めてきた方向と違う方向へ行ってしまうひともいます。
そしてうまくいかず、遠回りをしてしまいます。

不思議と、宿命通りに生きている人もたくさんいます。

自分の誕生日と時間のわかる方はぜひ、人生の羅針盤のつもりで占いをうけてみて良いと思います。
この10年が乗ってる時期なのか、変わり目なのか、裏目に出る時期なのか・・・

理不尽ともいえる時代を生きる私達ですが、その理由の一端がわかると、こころがスーっと、不思議と落ち着きます。何故か、なあるほどね、と合点のいくポイントがあるのです。

こちらは、その先生が『初めて勉強する人にもすごくわかりやすい』と、教材で使っていた本です。
黒川兼弘先生の著書で、時間か後からわかった時などもすごく見やすいです。
1番最初に勉強したのがこの本で良かったなと思う1冊です。


この本の理解が修了したら、水晶玉子さん著の、こちらがおすすめです。
黒川先生の本の読み解き以外の考えがわかりやすく書かれてあります。

その後に、もう少し技術的な事を学びたい方にお勧めなのがこちらの、大石眞行先生監修で富永祥玲先生著書の『はじめてでもよくわかる!四柱推命』です。正直、私が初めて四柱推命を学ぶ時に1番最初にこの本を読んでいたら、アウトだったとおもいます。今見ると、良くわかります。

例題に実在の人物が載っており、四柱推命で照らし合わせてある本があり、これがまた面白いです。御堂龍児先生の四柱推命大鑑です。ちなみにP74の解説 日干丙は『すべての地支に気が洩れてしまっています』とかかれていますが、『日干丙が強すぎるので、特殊格となります。従強格です。』が正解です。

辞めた理由

ここでの勉強が楽しく、それでお金がもらえるなら最高だなぁなんて思っていましたが、私がシングルマザーでお給料がどうしてももう少し欲しかったため、泣く泣く転職しました。
元々勉強していた事もありましたが、ここでのトータル5年にわたる勉強が生活にとても役立っています。こちらを辞めてさらに5年経っていますが、今でも勉強を続けています。
先生には感謝しかありません。

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